情けない…

２００６ドイツW杯

え〜、あれほど楽しみにしていたスペインｖｓフランスですが、
寝坊（２度寝）により前半を見逃しました。
なんかね、もうね、
ホントに自分が情けないです(´Д｀) =3


ハイライトを見て、スペインがビジャのPKで先制。
その後フランスがリベリのゴールで
同点に追いついたことがわかりましたが…


見たかった…　〃´△｀)-3ハゥー


とりあえず後半の内容でも書きます。
メンバーはスペインはFWがトーレス、ビジャ、ラウールの３トップ。
MFはシャビ、アロンソ、セスク
DFはラモス、パブロ、プジョル、ペルニーア。


一方のフランスはFWアンリの１トップ
MFがマルダ、ジダン、リベリ、マケレレ、ビエラ
DFがサニョル、テュラム、ギャラス、アビダルという布陣。


おっ、ラウール出てるじゃん！


そして


懲りずにアンリ１トップかよ！


なんて思ってましたが、
試合はフランスの方がいい形で進めていきます。
ポゼッションはスペインが上なんですが、なかなか守りを崩せない。
フランスはビエラが非常にいい動きを見せていましたね。
彼の持ち味でもある迫力満点の攻め上がりが随所に見られました。
今まではジダンに遠慮して、かなり自重しているように見られましたが、
この試合ではガンガン飛び出していきました。


スペインが崩せなかった原因は中央突破に偏っていたからです。
ビエラが上がった穴を突こうとしていましたが、
そこはマケレレがしっかりと埋める。
モタモタしていると戻ってきたビエラと、
精力的に守備に走り回るマルダ、リベリが挟みにくる。
仕方なくDFラインまでボールを下げる・という循環が続いていました。
これでは破れるわけがありません。
もし中盤を突破できてもテュラム、ギャラスという
一流のストッパーが待ち構えていますから、
中央から崩すにはどうしても効率が悪かったんですね。


そこで後半９分、アラゴネスのお爺ちゃんが動きます！
ああ、いいタイミングだなぁと思ったんですが、
なんと２人同時に交代！



そ、







それはやりすぎじゃない？(;´д｀)ノ


交代の選手もちょっと疑問です。


ビジャ⇒ホアキン
これはわからないでもないです。
というか中央に偏った攻撃をサイドに散らすための
ホアキン投入は正しい判断だと思います。
またトーレスじゃなくビジャというのも間違いじゃないと思います。
スピード、高さ、テクニックを兼ね備えた万能タイプのトーレスは、
ワンタッチの巧みさとDFとの駆け引きで勝負するキラータイプのビジャより
個人での局面打開力に勝ります。
クロッサーのホアキンの相棒としてもトーレスは必要でした。
しかし今スペインでもっとも得点力のあるビジャを
ベンチに下げるという判断は正しいとは思えません。


そして、ラウール⇒ルイス・ガルシア
これは大いに疑問が残ります。
ルイス・ガルシアとラウールは共に
セカンド・トップとして起用してこそ能力が生きると思います。
サイドに散らすことが目的ならレジェスの方がよかったのでは？


選手交代の時間事態は問題ないと思いますが、
その人数と交代させる選手に間違いがありましたね。
私なら同じ時間にラウール⇒ホアキンだけに留めます。


そして案の定、攻撃が右サイドに偏りはじめます。
中盤がなんとか散らそうとするんですが、左にいるのはペルニーア１人。



どうしろと？
折角攻撃を分散させようにもコレではダメでしょう。


対するフランスも攻めのバリエーションが豊富だったわけではありません。
中央で細かく繋いで裏へ出すか、セットプレーか。
この２種類しかありませんでした。
アンリは相変わらず持ち味が出せていませんでしたしね。
しかしビエラが積極的に攻撃に絡むことで以前にはなかった
ダイナミズムが生まれていました。


しかし結局両チームとも何度か惜しい場面を作るものの、
あと一工夫に欠けているまま試合が進みます。
そして後半２４分。シャビに代えてセナ投入。
これはいい采配だと思いました。パサーを３人並べていたんですが、
シャビが捌き、セスクがラストパスを担っていたために、
事実上アロンソがいる意味がなかったんですね。
この交代でアロンソが捌き役。
セスクがフィニッシュに絡む役。
セナがダイナミズムを生み出す役。
という具合に３人の意図が明確になりました。
しかしこれで偏った攻撃が分散できるわけではありません。
ここで交代枠が１人残っていれば、
レジェスが投入できたんですけどね。


相変わらずの試合展開が続き、私が延長を意識しだした瞬間、
試合が動きます。
セットプレーを得たフランス。
ニアに上がったボールにアロンソが触れますが、
クリアしきれずそのままファーに流れます。
そこにいたのはビエラ！
ヘッドで押し込んでフランスが逆転します。


やられちまったよ、オイ。
そしてロスタイム、スペインが捨て身の攻撃に出たところに
待ってましたのカウンター
ジダンがプジョルを交わしてゴール！
スペインに止めを刺します。


試合終了。
この結果により私の希望はドイツとアルヘンだけになりました。
しかも次はこの２チームが対戦とは…
(;´д｀)トホホ


総括ですが、フランスの気合勝ちですね。
スペインはグループでの強さはどこにいったんでしょう。
気持ちで負けるいつも通りのスペインでした。
やっぱりこの国は期待すると裏切られますね。
なんとも情けない戦いをしてくれたものです。
スペインが全力を出し切って負けたことって、ここ数年ありましたけ？


まあとりあえずこれで１回戦は終了。
しばしの休息に入ります。
私も国家試験があるので勉強しなければΣ(゜ロ゜〃)



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