06−07シーズン展望 Part3


さて前回まで注目チームの移籍市場について書いてきました。
最後となる今回は今季の優勝予想などを書いていきます。
これまでの各チームの補強を見て、
今季のリーガが非常に魅力的なリーグになることは間違いないでしょう。


まずは優勝予想ですが、いくら各チームが有効な補強をしていても、
優勝を狙えるチームというのは限られてきます。
三連覇を狙うバルサカペッロ体制で復活を誓うレアル、
続いてバレンシアビジャレアルあたりが続くと予想します。
しかし現実的には今年もバルサとレアルの二強体制が続くでしょうね。
バレンシアビジャレアル共に優勝争いに加わることはできるでしょうが、
彼らが優勝しているところを想像することはできません。


共に不安要素があります。
まずバレンシアは右サイドの人材不足にゲームメイカーの不在。
モリエンテスの加入でシステムは4−4−2になると予想されます。
中盤センターはバラハ、アルベルダのコンビでほぼ間違いないでしょうが、
ゲームメイクは誰がするんでしょうか。
アルベルダはフィルター役としては申し分ないでしょうが、組み立て役には不向き。
バラハは昨季の働きを見ても少々役不足という感じがします。
また、バラハが問題なくこなせるとしてもバックアッパーがいません。
これはシステムが4−2−3−1でも同じです。


そして右サイドの人材不足。
左は既にタレントが足りているのにレンタルバックでガビラン、シルバを補強。
意味不明です。
右はルフェテを放出してアングロのみ。
まだ移籍市場は閉まっていませんが、寂しい限りです。
獲得は閉店間際といわれてますが、一体誰をリストアップしているんでしょうか。
左にウイングタイプのビセンテ、レゲイロがいる以上、
右は運動量豊富で守備への貢献が大きい選手が望まれます。
その上で優秀なフィニッシャーを生かす武器をもった選手といえば…
一番に思い浮かぶのはベッカムでしょうか。
まあ無理ですね。



ビジャレアルも不安要素が大きいですね。
1番の不安はリケルメ依存症。
これはこのチームが背負った宿命でもあるのですが、
このファンタジスタを徹底的に抑えられた場合チームがガラッと変わります。
対応策としてカニ、ピレスを補強したのはプラス材料ですが、
もう1つの不安材料はそのピレスですね。
これだけの大物を獲得したとなればスタメンで使わざるを得ません。
そうなると昨季このポジションのレギュラーを勤めたソリンは
SBへとポジションを下げることになるでしょう。
しかしソリンはマイボールになるとガンガンオーバーラップを繰り返す選手です。
そして彼の上がったスペースをピレスがしっかり埋めれるかというと…
難しいでしょうね。
カウンターで右サイドを突破され失点するシーンが容易に想像できます。


そして攻守の要、セナの去就。
是非とも残ってほしいですが、もしマンUに移籍してしまった場合は
大きな痛手になるでしょう。



となると優勝を争うのは実質バルサ、レアルの二強。
そしてやはり誰がどう見てもバルサの方にアドバンテージがあります。
カペッロカペッロ言われてますが、黄金期の真っ最中であるバルサ
一年目でストップさせるのはいくら優勝請負人でも無理でしょう。
今年はまず一冠というのが現実的ですね。
好不調の波がなくなり、昨季のような大差になることはないでしょうが、
今年も優勝はバルサ、というのが私の予想です。



CL出場権を争うのはバレンシアビジャレアルセビリアぐらいでしょうか。
そしてUEFA出場権はセルタ、デポル、アトッレッティ、サラゴサ、ヘタフェ
といったところかな。
まあヘタフェというのは希望ですが。


というわけで順位予想までしちゃいます。
まあ一年後には大恥をはくことになるでしょうがw
1位:バルセロナ
2位:R・マドリード
3位:ビジャレアル
4位:バレンシア
5位:セビリア
6位:サラゴサ
7位:A・マドリード
8位:セルタ
9位:デポルティーボ
10位:ヘタフェ
以下略(わからん)


是非大ハズレになるような混戦を期待します!



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