レバンテvsR・マドリード


レアルも今季初観戦です。
カペッロ体制でスタートした新生レアル。
どんなつまらないチームができあがっているのか!?(爆)
そんな想いで見た試合です。


まあその予想は見事に的中しましたね。
せっかくルートが出て、しかもハットトリックまで達成したというのに
後半はほとんど寝てました。
あまりにも守備に重点を置いた布陣でしたね。
レアルのゴール前に白いユニフォームをあんなに見たのは初めてでしたww


攻撃の形は専らロングボール。
サイドバックは上がらない。
中盤2枚がガッチリ構え、フィルター役をこなす。
得点は相手のミスと個人の力に頼る。
なんてこったぃ!こんなレアル見たくない。


まあブチブチ言ってないでもう少し書きます。
まず布陣ですが、右SBにはシシーニョではなくサルガド。
う〜ん、カペッロらしい。
中盤センターにはエメルソン、ディアラ。
う〜ん、カペッロらしい。
そしてカッサーノ、ラウール、ルートの三人が中央にすし詰めになった前線。
う〜ん、カペッロらしい。(これは違うか)


まずラウールが左ということに疑問を感じます。
完全に中に絞ってきてしまう上にロベカルが上がってこないので
左サイドから崩す形が前半45分の間に一度もありませんでした。
SBの攻撃を禁止するのなら、なぜロベカルを残したのかよくわかりません。
このメンバーならカッサーノを左に置くほうがまだ機能するでしょう。
そして右サイドのベッカムもSBのオーバーラップがあって初めて力を存分に発揮できるのだと強く実感しました。


まず守備から入るカペッロですから、これらは仕方ないものですね。
4点とった攻撃ですが、ほんとうに崩してとったのはルートの先制点だけでしたね。
中央で細かく繋いでエリア付近のルートへ。
ボールをもらいながら反転してDFをかわし、振り向きざまに右足を一振り。
体の使い方、ボールコントロール、シュート精度、全て完璧でした。


2点目はレバンテのお粗末な守備から。
ベッカムのロングボールが裏へ抜け出してフリーになったカッサーノへ。
一度は弾かれますが、確実に押し込みます。
てか何でフリーなんでしょう。マーク甘すぎです。


3点目(ここからうろ覚えですが)は左サイドのレジェスから逆サイドのベッカムへのクロス。
フワッと浮いたボールをレバンテDF全員が目で追ってしまい、
ベッカムがヘディングで折り返したフワッと浮いたボールを
またまた全員が目で追い、フリーになったルートが難なく決めて3点。
決まって当然ですね。


4点目はいつの間にか投入されていたシシーニョアーリークロスにルートが反応し、
GKの頭上を抜くループシュート。これもマークが甘すぎです。
寝ている間にルートがPKを失敗したらしいですが、ハット達成なのでOKでしょう。



試合を通して守備陣にはミスらしいミスはありませんでした。
カンナバーロは絶妙のカバーリングを見せ、最終ラインには今までになかった安定感が生まれました。
しかもカンナはまだまだW杯時のような鬼と化していません。
これから徐々に凄くなっていくんでしょう。
エメルソンに関しては文句なし。
ただディアラは…微妙。
まだ一試合見ただけですが、リーガを戦う上で必要なテクニックを備えていない印象です。
トラップは下手。パスも不正確。
その上、自分にできない難しいプレーに安易に挑戦し、失敗。
運動量は確かに多いんですがエメが守備専門なので、
攻撃の形を彼が作らないといけないんですがねぇ。
彼は明らかに使われる側の選手であって、使う側の選手じゃないですね。
エメと組ませるなら、ムラっけがありますがグティの方が断然いいでしょう。
てか是非そうしてほしいです。


SBももうちょっと上がってもいいと思いました。
特にロベカルは。このままだと左サイドが死んだままです。
右も同様ですが。



レバンテについてですが、
カポ、エティエン、ディガら前線の身体能力は非常に高いですね。
ただ攻守に組織力が無さ過ぎです。
ロペス・カロ監督は就任間もないので仕方ないと言えばそれまでですが、
早急に対策が必要ですね。特に2試合8失点の守備陣は。



とりあえず第二節を見た限りでは、今クラシコをやればバルサが圧勝するでしょうね。
いくら守備に人数をかけていても、
攻撃に恐さのないチームにバルサを破ることはできません。
クラシコまでにどこまでカウンターに磨きをかけられるかですね。



さ〜て、明日はA・マドリードvsバレンシアが…


書ければいいなぁ。(たぶん無理)


☆人気ブログランキング☆