ベティスvsレアル・マドリード


10日ぶりの日記です。
いや、しゃーない。
PC開いてないから。


ということで本日観戦したマドリーの試合です。
前節はマドリー、バルサ共に録画を忘れて見逃すという
ダメっぷりを発揮してしまったために書けませんでした。
しかし今節は大丈夫!
バルサvsバレンシアもしっかり予約したしね。


ということでスタメンいってみましょう。
マヌエル・ルイス・デ・ロペラに乗り込んだマドリーのスタメンは
GKイケル、DFが右からシシーニョ、カンナ、ラモス、ロベカル
ドブレピボーテがエメ、ディアラ、右レジェス、左カッサーノ
トップ下にグティ、1トップにルートという布陣。
ルートはずっと出ずっぱりですね。
まあオデブが怪我してるから仕方ないですけど、
そろそろ休ませてやってほしいです。


一方のベティスですが、アスンソンがいませんでした。
怪我か何かでしょうかね。
それとリバスもいませんでした。
オリベイラホアキンの二枚看板が抜けて、
さらにこの2人もいないとなるとちょっと厳しいかなぁという印象でした。
ただ初めて見るソビスは楽しみでした^^


試合の方ですが、開始早々からアウェーのマドリーが攻めます。
第二節よりも攻撃陣は大分マシになってましたね。
放り込むだけしか能がなかった攻撃から、
グラウンダーのパスを繋ぐ展開を見せました。
そしてそのいいリズムのまま先制します。
ショートコーナーからシシーニョの上げたクロスにディアラが
頭で合わせて先制ゴール!
高っけ〜〜〜!!
さすが黒人。力強さと跳躍力がハンパない。
シシーニョもいいクロスを上げました。
そして勢いそのままに、テンポよくとまではいかないものの、
丁寧にパスを繋いでベティスを攻め立てます。


しかしすぐさま追加点は奪えず、徐々にリズムも悪くなっていきます。
前半20分頃になると第二節の再現でしたね。
ロングボール主体の攻めに変わり、
ボールもベティスが持っている時間が長くなっていきます。
しかし守備は昨季までに比べて格段に良くなっていますね。
特に長年ウィークポイントとされていたセットプレーの守備。
ベティスのキック精度がイマイチだったということもありますが、
危なかったシーンはコーナーキック時にリバスがヘディングで合わせた1回ぐらいでした。
アスンソンがいればもう少し危ないシーンがあったかもしれませんが)
この辺りは早くもカペッロの手腕炸裂でしょうか?
前半はそのまま特に見せ場もなく終了。


後半開始早々、再びマドリーが攻めます。
カッサーノのスルーパスにルートが抜け出しGKと一対一に!
しかし交わしきれず追加点はならず。
う〜ん、決めれたシーンでしたね。
しっかりしないとピチチ争いが盛り上がらんぞ!
で、マドリーペースで後半は進むのかと思いきや、またしてもスローダウン。
再びベティスにボールを預けます。
なんか…
ピリッとしないゲーム。
って感じでしたね。


そのベティスの攻めですが、後半途中にカピが入ってから
いい形が作れるようになってきましたね。
前半はソビスが孤立していたんですが、
カピが中心となって中盤を攻略しだしたために、
カンナ、ラモスのどちらかと一対一になり、
ボールに触る機会が多くなっていきます。
2人に囲まれながら平然とボールをキープし、
後ろに目がついているかのようなヒールパスを披露してくれました。
エリア内で4人に囲まれても何のその。
う〜ん、テクニックといい敏捷性といい度胸といい、
確かにこれは逸材ですね。
そういえばアンダルシア・ダービーでも2ゴールを上げたそうですから、
今季は一気にブレイクするかもしれませんね。


そのソビス、カピを中心に、後半は快速オドンコールも投入したベティスですが、
結局マドリーの堅い守りを崩すことはできず試合終了。



ハッΣ(・o・;)


マドリーに『堅い守備』って言葉使ったの初めてかも…。
でも確かに終始堅実に守り抜いたって印象でした。
アウェーで前半早々に先制したってことも考えれば、
カペッロとしては当然無理せずに守りを固めろって指示したでしょうね。
やはりピリッとしない感じはありますが、
4試合で7得点に失点はわずかに1!
内容はともかく上々の滑り出しといっていいのではないでしょうか。


今日のルートですが、
前半はほっとんど消えてましたね。
ボールに触るシーンが全然ありませんでした。
ルートまでボールを運べない中盤にも問題ありますが、
ボールをもらいにいかないルートはもっと問題あります。
ルート、もうちょっと動こう。
後半はボールに触れる機会も多くなりましたが、
それはベティスが前掛りになってきたからであって、
ルートがボールを引き出す動きをしたわけではありませんからね。
カペッロはエリア内に張って仕事をするFWを好みますが、
攻撃の組み立てに苦労する現段階では前線がもっと流動的にならないとダメですね。
カッサーノレジェスなんかはその辺よくわかってましたね。
まあ次からは修正していってください。


さて、今日はもう少し書きますよ♪



バレンシアvsバルサについて】

さていよいよあと数時間で全勝対決の火蓋が切って落とされます。
楽しみですね〜。
バルサはホーム、カンプ・ノウでここ5年間バレンシアに勝っていません。
相性の悪い相手ですが、乗り切れるのか!?
この対戦のポイントを私なりに幾つか上げてみたいと思います。


①左サイドの攻防
バルサの左サイド、ロナウジーニョ
バレンシアの右サイド、ミゲル。
ロナウジーニョはミゲルを結構苦手にしてると思うんですよね。
バレンシア戦ではあんまり活躍できてないんです。
身体能力が高く、抜群の安定性を誇る下半身を生かしたミゲルの粘り強い守備。
ロナウジーニョだけでなく、アトレッティのペトロフも彼に完封されてますし、
ユーロとW杯ではロッベンも完敗を喫しました。
大一番に強い印象もありますし、ロナウジーニョが彼をどう攻略するのか
非常に楽しみです。


そしてバレンシアの左サイド、ビセンテ
バルサの右サイド、ザンブロッタ
うおぅ。聞いただけで震えがくるほど楽しみなマッチアップですよ。
ガチンコ対決必至ですね。
圧倒的な走力が武器のタフガイ・ザンブロッタ
キレキレドリブルが絶好調のビセンテによるサイドの主導権争い!
どっちが勝つかなぁ。フフフ


②キケの采配その1。ホアキン先発
これが注目ですね。
カウンター主体で戦うことになるバレンシアにとって
左にビセンテ、右にホアキンを並べればそのカウンターの威力はかなり高くなります。
しかし同時に守備面での不安を背負うこの采配をキケは振るうことができるのか。
う〜ん、楽しみだ^^
まあ多分彼の性格からすると無難にアングロなんでしょうけどね。


③キケの采配その2。1トップor2トップ?
仮にホアキンビセンテの両ウインガーを並べたとして、FWは誰にするのか。
この2人を生かすとすれば当然モリエンテスという選択になるんでしょうが、
彼は過去にバルサから得点を上げたことがありません。
逆にビジャはバルサとの相性は抜群。
昨季の2試合で3ゴールを上げています。
ビジャは怪我で微妙なんて言われてますが、ホントかどうか怪しいもんです。
怪我で微妙って言われてた選手が試合当日にピンピンして
フィールドを駆け回ってるなんて珍しくもなんともない光景ですからね。


ただ私はこの2人を同時先発という大博打をキケに打ってもらいたいです。
攻撃的な4−4−2でバルサに真っ向勝負を挑んでほしいというのが
私の本音です。
そうすればバレンシアの実力も見えてくるでしょうし、
バルサとの全力ガチンコ勝負ってのも非常に興味深いです。
その可能性は0%って言っていいくらい低い確率なんですが、
キケさんには頑張ってもらいたいものです。
頼むぜ!男前!!


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